海事博物館(マドリッド)

スペインの海軍というのは、オランダ独立戦争時代に相当オランダ人に恐れられていました。特にスペインの無敵艦隊(アルマダ)は有名です。「アルマダが来るぞ~」と聞くと、オランダ人はびびっていました。今も昔も、オランダは軍事国家ではありません、軍事力もフランスやイギリスと比べると大したことありません。まあ、自分で戦争をするよりも、兵器を売るほうがお金になるってことですかね~。典型的な商業国家です。16世紀、スペイン・ポルトガルは航海術の先進国で、オランダ人はその技術や知識を「盗むこと」に苦労しました。その努力の甲斐が合ったからこそ、オランダ東インド会社(1602年)で金儲けができたのです。
さて、オランダには、アムステルダムとロッテルダムに海事博物館がありますが、マドリッドにも海事博物館があります。なんと、あのアルマダ司令部の隣です!時々、海軍の制服を着た凛々しい軍人が館内を歩いています。マドリッドの海事博物館を訪れたかった理由のひとつは、1600年にオランダ船に撃沈されたサンディエゴ号の中国陶磁が展示してあるからでした。一室にズラーっと並んだ中国磁器は素晴らしかったです。また、陶磁器と共に、同時に発掘された遺物が展示されています。刀の鍔もありました。全てがスペイン語で(また)ガッカリしましたが、展示物は立派でした。さすが、アルマダを生んだ国です。
by chofuku | 2006-04-12 04:20 | お出かけ(ヨーロッパ)